歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる歯茎の炎症や、歯を支えている骨が溶かされる疾患で日本人が歯を失う原因の第1位です!
また歯周病は歯の周りの組織にとどまらず、全身疾患を引き起こすことがわかってきています。
今回は糖尿病との関連性についてお話していきます。
糖尿病の患者様は免疫細胞の機能が低下する為、細菌への抵抗が弱まり歯周病に罹患しやすいことは、随分前からわかっていました。
しかし、最近は進行した歯周病の患者様が糖尿病に罹患しやすいこともわかってきました。
糖尿病は血糖をコントロールする、「インスリン」という物質の働きが悪くなることによって引き起こされます。
これは主に脂肪を炎症とみなし、脂肪組織に集まる免疫細胞がサイトカインという物質を放出し、それによってインスリンの働きが悪くなることがわかってきています。
歯周病も炎症性の疾患のため、歯周病に罹患した組織に集まる免疫細胞はサイトカインを放出します。
実際に2013年に行われた大規模な調査で、重度の歯周病の患者様に対して歯周治療を行った結果、血糖値の数値の改善がみられることが報告されています。
このように、歯周病治療は糖尿病予防に重要な役割を果たすことがわかってきました。
定期的な歯周病検査を当院ではお勧めしております。