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【歯科と栄養シリーズ①】炭水化物について

私たちの口腔内の健康は、日々のセルフケアだけでなく、「食事内容」とも深く関わっています。歯や歯ぐきは体の一部であり、栄養状態によってその強さや回復力は大きく左右されます。例えば、栄養バランスが崩れると、歯ぐきに炎症が起こりやすくなったり、虫歯のリスクが高まったりすることがあります。

特に歯科の観点では、「何を食べるか」だけでなく、「どのように食べるか」も重要です。糖質の多い食品を頻繁に摂取すると、口腔内で虫歯菌が酸を作り出し、歯を溶かす原因になります。一方で、ビタミンやミネラルをしっかり摂取することで、歯や歯ぐきの健康維持につながります。

つまり、歯科と栄養は切り離せない関係にあり、日々の食生活を見直すことが、口腔内の健康を守る第一歩となるのです。

健康な体づくりに欠かせない栄養素には、大きく分けて以下の「5大栄養素」があります。

・炭水化物
・たんぱく質
・脂質
・ビタミン
・ミネラル

これらはそれぞれ異なる役割を持っており、バランスよく摂取することが大切です。

歯科の視点でも、これらの栄養素は歯の形成や歯ぐきの健康、唾液の分泌などに大きく関わっています。

今回のブログでは、「炭水化物」について詳しくお話ししていきます。

炭水化物は、体を動かすためのエネルギー源として欠かせない栄養素です。ご飯やパン、麺類、いも類、果物、砂糖などに多く含まれています。

炭水化物は大きく分けると、「糖質」と「食物繊維」の2つから成り立っています。このうち、主にエネルギー源となるのが「糖質」です。

人の体、特に脳はブドウ糖を主なエネルギー源としているため、炭水化物を極端に減らしてしまうと、

・集中力の低下
・疲れやすさ
・イライラ
・パフォーマンスの低下

などが起こることがあります。

特に、仕事や勉強、運動をする人にとって、炭水化物は欠かせない栄養素です。

しかし、歯科の観点では注意が必要な栄養素でもあります。炭水化物の中でも特に「糖質」は、虫歯菌のエサになりやすい性質があります。糖質を摂取すると、口の中の細菌がそれを利用して酸を作り、その酸が歯の表面(エナメル質)を溶かしてしまいます。これが虫歯の始まりです。

特に気をつけたい習慣は、以下のようなものです。

・間食の回数が多い
・甘い飲み物をだらだら飲む
・就寝前に糖質を摂取する

これらの習慣は、口腔内が酸性の状態になる時間を長くし、虫歯のリスクを高めます。

一方で、虫歯予防のために炭水化物を完全に避ける必要はありません。重要なのは、「どのように摂るか」です。

例えば、

・食事の時間を決める
・間食を控える
・食後に歯磨きやうがいをする

といった工夫をすることで、虫歯のリスクを減らすことができます。

また、同じ炭水化物でも、精製された砂糖を多く含む食品より、食物繊維を含む穀物や野菜の方が血糖値の上昇が緩やかで、健康的な選択といえます。

例えば、菓子パンや砂糖入り飲料、スイーツなどは、虫歯のリスクを高めるだけでなく、血糖値が急激に上がりやすい食品です。

血糖値の急上昇はインスリン分泌を促し、長期的には体脂肪の蓄積につながりやすいと考えられています。 

ここで、血糖値の急激な上昇を防ぐための食品選びをご紹介します。

おすすめは、

・玄米
・雑穀米
・オートミール
・全粒粉パン

など、精製度の低い炭水化物です。

これらの食品には、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、血糖値の上昇も緩やかになります。

また、食べ方にもポイントがあります。ご飯だけ、パンだけといった単品中心の食事は、血糖値が上がりやすくなってしまいます。

例えば、

・ご飯+焼き魚
・パン+卵
・パスタ+鶏肉や野菜

のように、たんぱく質や野菜を組み合わせることで、栄養バランスが整いやすくなります。

もう一つ食べ方のコツとして、よく噛んでゆっくり食べることが大切です。一口ごとによく噛んでゆっくり食べることで満腹感を得やすくなり、食べ過ぎや食後血糖値の急激な上昇を抑えることにつながります。 

さらに、同じ炭水化物でも、「朝や昼に適量を食べる」のと、「夜遅くに大量に食べる」のとでは、体への影響が変わります。夜遅い時間の過剰な炭水化物摂取は余ったエネルギーが脂肪として蓄積されやすくなります。

しかし、先ほどもお話ししたように、極端な糖質制限は、

・筋肉量の低下
・便秘
・疲労感
・リバウンド

などにつながることがあります。

また、炭水化物不足を補うために脂質の摂取量が増え、結果として栄養バランスが崩れてしまうこともあります。

健康的に体を整えるためには、“ゼロにする”のではなく、“適量を継続する”ことが大切です。

歯の健康を守るためには、毎日の歯磨きなどのセルフケアだけでなく、食生活を見直すこともとても重要です。

特に、炭水化物の摂り方を意識することで、虫歯予防につながります。

バランスの良い食事を心がけ、体と口腔内の両方を健康に保っていきましょう。

千歳烏山ケンズ歯科

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歯は何から出来ている?

そもそも歯は何からできているのだろうと思うことはありませんか?

今回は歯の組成についてお話しようと思います。

歯は主に、カルシウムとリンから出来ています。

カルシウムが10、リンが6の割合に水素と酸素が結合したもので成り立っています。

この割合でカルシウムとリンが結合した化合物はハイドロキシアパタイトと呼まれています。

歯だけでなく骨もこのハイドロキシアパタイトから成り立っています。

歯はこのハイドロキシアパタイトで大部分ができていますが、1本の歯のなかでもハイドロキシアパタイトの含有量が違う組織からできています。

下の図は歯の構造を描いたものです。

左下の図は前の歯、右下の図は奥の歯描いたものです。

 

歯は歯茎から上の部分の冠と歯茎から下の根からできています。

この冠の表面の組織はエナメル質と呼ばれています。

エナメル質は骨より硬い組織で、体の組織の中で一番硬い組織と言われています。

96パーセントがハイドロキシアパタイトからできいて、残りの4パーセントが水分でできています。

エナメル質の役割としては噛む力や、むし歯菌などの細菌から歯を守っています。

次にエナメル質の下のある組織を象牙質と言います。

象牙質は歯の大部分を構成し、エナメル質より柔らかく、中心にある神経とつながる微細な管が無数に通っており衝撃を吸収するクッションの役割と、感覚を伝える役割を持っています。

70パーセントがハイドロキシアパタイトからできており、20パーセント程度の

コラーゲンと10パーセント程度の水分から出来ています。

そして歯の真ん中にあるのが歯髄と言われ、神経や血管の集合体で、いわゆる歯の神経になります。

歯髄の役割は歯に栄養と酸素を供給し、歯の健康を保ちます。

また痛みを感じるところで、むし歯菌の感染や、熱いもの。冷たいものの知覚を感じるところでもあります。

そして最後に、歯の根の部分を覆っているのがセメント質と言われる組織です。

セメント質は65パーセントのハイドロキシアパタイトからできており、

残りの35パーセントが水分とコラーゲンからできています。

セメント質の役割は根の部分の象牙質と歯髄の保護をし、歯根膜と言われる靭帯のような組織を介して歯を支える骨と結合していることにあります。

このセメント質の特徴は生涯にわたり少しずつ作られ歯のすり減りを補う機能もあります。

 

このように1本の歯でも組成の違う組織からできており、それぞれが大切な役割を担っています。

歯を1本でも大切にしたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

千歳烏山ケンズ歯科

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ホワイトニング

歯科医院での治療のひとつにホワイトニングというものがあります。

今回はこのホワイトニングについて少しお話ししたいと思います。

まずホワイトニングとは、汚れを取るだけのクリーニングとは違って、歯そのものの色を明るく白くする方法になります。

ホワイトニングの方法には、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2通りのやりかたがあります。

ホームホワイトニングとは、患者様ごとにお口の型取りをしたオーダーメイドのマウスピースに低濃度のホワイトニング薬剤を入れ、お家で1日2、3時間、2週間程度継続して装着してもらう方法になります。

このホームホワイトニングの長所は2週間じっくり時間をかけて薬剤を歯に染み込ませて漂白するため、歯の色が均一に白くなり、白さが長持ちしやすいというところです。

またオフィスホワイトニングとは、歯科医院にご来院いただき高濃度のホワイトニング剤を歯の表面に塗布し、1回1時間くらいかけて施術する方法です。

1、2回の来院で一般的には白くなります。

オフィスホワイトニングの長所は高濃度の薬剤を使用するため短時間で強力な効果がみられるところです。

ただ短時間で漂白するためホームホワイトニングに比べると白さが長持ちしにくい傾向があります。

またホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用することもできます。

デュアルホワイトニングと言われるものになります。

オフィスホワイトニングの長所を生かし、高濃度の薬剤で短時間で歯を白くし、その白さを持続させるためにホームホワイトニングをお家で行っていただく方法です。

この方法はかなり白くなります。

歯が白く明るいのはとても気分の良いものです。

コーヒーやワイン、チョコレート等色の濃いものをよく召し上がる方は歯が黄ばみやすいため、定期的にホワイトニングをされることで歯の白さを保つことができます。

ご興味ある方は当院のスタッフにお声掛けください。

 

 

 

 

 

 

 

千歳烏山ケンズ歯科

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歯周病と全身疾患 その1糖尿病

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる歯茎の炎症や、歯を支えている骨が溶かされる疾患です。

炎症性の疾患であり日本人が歯を失う原因の第1位です!

また歯周病は歯の周りの組織にとどまらず、全身疾患を引き起こすことがわかってきています。

今回は糖尿病との関連性についてお話していきます。

糖尿病の患者様は免疫細胞の機能が低下する為、細菌への抵抗が弱まり歯周病に罹患しやすいことは、随分前からわかっていました。

しかし、最近は進行した歯周病の患者様が糖尿病に罹患しやすいこともわかってきました。

糖尿病は血糖をコントロールする、「インスリン」という物質の働きが悪くなることによって引き起こされます。

これは主に脂肪を炎症とみなし、脂肪組織に集まる免疫細胞がサイトカインという物質を放出し、このサイトカインがインスリンの働きを悪くすることがわかってきています。

歯周病も炎症性の疾患のため、歯周病に罹患した組織に集まる免疫細胞はサイトカインを放出します。

つまり歯周病に罹患した組織から萌出されるサイトカインによってインスリンの働きが抑制され、糖尿病に罹患しやすくなるのです。

 

実際に2013年に行われた大規模な調査で、重度の歯周病の患者様に対して歯周治療を行った結果、血糖値の数値の改善がみられることが報告されています。

このように、歯周病治療は糖尿病予防に重要な役割を果たすことがわかってきました。

定期的な歯周病検査を当院ではお勧めしております。

千歳烏山ケンズ歯科

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診療時間 月火水木金土日祝
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08:00-16:30
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※最終受付は30分前までです。
月・金曜:福島先生は17時までの診察
火・水曜:杉浦先生は16時半までの診察

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